薄毛対策には育毛剤ではなく発毛剤。ミノキシジルが必須だというのは、もう知れ渡りました。
ミノキシジルを塗るタイプと言えば、フォリックスですよね。
ここではフォリックスFR12とFR16の違いについて、実際に両方使った僕が詳しく解説します。
フォリックスFR12とFR16の成分の違い
まずは成分の違いついて、分かりやすく表にしてみました。
フォリックスFR12 | フォリックスFR15 | フォリックスFR16 | |
---|---|---|---|
ミノキシジル | 〇 | 〇 | 〇 |
フィナステリド | 〇 | × | 〇 |
トリペプチド-1銅 | × | × | 〇 |
プロキャピル | × | 〇 | 〇 |
アルファトラジオール | 〇 | × | × |
アデノシン | 〇 | 〇 | 〇 |
プロシアニジンB2 | × | 〇 | × |

ミノキシジルが12%、16%という違いの他は、アルファトラジオールがFR12にはあって、FR16にはトリペプチドー1銅と、プロキャピルがあるということです。

両方ともフィナステリドが含まれていますが、飲むタイプのフィナステリドも飲むのが基本だと思います。あくまでもこれは補助的な意味あいで考えよう。
アルファトラジオール
フィナステリドを補助するような働きがあります。部分的に5αリダクターゼ酵素を阻害して、ジヒドロテストステロン(DHT)への変換を阻止します。
トリペプチドー1銅
頭皮に弾力を取りもどす働きのある銅ペプチドが、傷ついたタンパク質を修復したり、ヘアサイクルの成長期を延長させたりします。
プロキャピル
毛髪再生医療の現場から注目されている成分であり、脱毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の働きを阻害する。そして、頭皮の血流を増加させることで、毛髪を良好な栄養状態にします。
フォリックスFR12とFR16の使用感の違い
一番の違いがこれです。
フォリックスFR12は液状でサラサラしています。
一方、フォリックスFR16の方は、クリーム状でベタベタしてます。
正直言って使いにくいと感じる人も多いと思います。
が、なぜか品切れが多いです。
効果の違い
ミノキシジル以外の成分は補助的なものですし、ミノキシジルも12%と16%ですから、正直言って体感できるかというと、微妙です。
ですが、2%と5%の違いについては臨床結果があります。参考までに。
CQ3:ミノキシジルの外用は有用か?
推奨度:A
推奨文: 2%および 5%ミノキシジル液を比較したランダム化比較試験は 2 報あり49)50),そのうち症例数が多い 393名の男性被験者を対象とした,観察期間 48 週までのラ
ンダム化比較試験において,脱毛部 1 cm2 内の非軟毛(nonvellus hair)数のベースラインからの増加は,プラセボ群が平均 3.9 本,2%ミノキシジル群が平均 12.7本,5%ミノキシジル群が平均 18.6 本で,5%ミノキシジル群で他の 2 群に比し有意に増加した引用元:

2%と5%のミノキシジルを比較した臨床結果では、5%の方が1.5倍効果があったとされています。
12%と16%の比較試験はありません。が、臨床試験の結果をふまえれば、高濃度の方がより効果的だと考えることができます。
副作用の違い
僕自身は両方とも副作用はありませんでした。
というか、塗りミノ自体が、副作用の心配はあまりありません。
値段の違い
この記事を書いている時点では、フォリックスFR12が5650円。フォリックスFR16が5820円です。
その差は170円となっています。
育毛剤と発毛剤の違い
ちょっと話は変わりますが、育毛剤と発毛剤の違いについても参考までに表にしてみました。
育毛剤 | 発毛剤 | |
---|---|---|
医薬品? | × | 〇 |
発毛効果 | なし | あり |
成分 | テキトー | ミノキシジル |
お客様満足度 | 96%から99% | 記載なし |
定期購入 | 滅茶苦茶安い | なし |
返金保証 | あり | なし |
モンドセレクション | 受賞 | なし |
タレントコラボ | あり | 国産はあり |
AGAという単語 | なし | あり |
薄毛が | 治らない | 治る |
商品名 | チャップアップ、イクオス、リデン | フォリックス、カークランド、リグロースラボ |

育毛剤で髪の毛は生えないので、詐欺的な広告に騙されないで下さい。
実際に使った効果の画像
これはフォリックスFR12と、FR16の違いを比較するという画像を取れていないので、フォリックスを使用した効果の画像となります。
フォリックス使用前の画像
アデランスのかつらをかぶって、無知のままAGAを放置した結果、ここまでハゲてしまいました。
僕が実際にアデランスで騙された経験に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。


AGAの知識がある今の時代はマジでラッキーだと思います。ミノキシジルでハゲ改善するんだから。かつらはやめとけ!
フォリックス使用後の画像
フォリックスFR16だけを一年間使用した結果がこちらです。
さすが、ミノキシジル16%の威力といったところでしょうか。
マジで生えたことにビックリしました。
と同時に、まだ完璧に回復したわけではないので、如何に自分の頭頂部がヤバかったかを、思い知らされました。
この後は、フォリックスFR12、フィンペシア、ミノタブを使い徐々に回復しています。
毛根が死んだ所には生えないと言われているので、かなり不安ですが、諦めずにAGA治療を続けていきます。
結局どっちがおすすめなの?
フォリックスFR16の特徴
フォリックスFR16の最大の特徴はやはり、最大濃度のミノキシジル16%ということです。
ここだけをみたら、これにかなう塗りミノはありません。
しかし、欠点もあります。
粘着性が強すぎて、ポンプが詰まり、使用感はイマイチ。(僕は綿棒で取り出したりしてました。)
そして、売り切れが多くて、毎回手に入れることが困難であること。
フォリックスFR16についてはこちらの記事をご覧ください。

フォリックスFR12の特徴
国内のミノキシジル5%に比べれば、12%と倍以上の含有量がある。
液体タイプで詰まりがなく使いやすいです。
こっちがおすすめ
ということで、今回の勝者はフォリックスFR12とさせて頂きます。
詳しいことはこちらの記事にまとめましたので、興味がある方はご覧ください。


フォリックスFR16を使いたくても、なかなか入荷しないので、現実問題としてFR12になると思います。
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